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第15回(平成20年度) 全国犬猫飼育率調査結果 犬猫飼育頭数合計は2,683万9千頭と増加傾向に

ペットフード工業会
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平成21年2月9日

約3頭に1頭が10歳以上の老齢犬猫
ペットフード購入時の最重要確認項目は“成長段階(対象年齢)”

 ペットフードメーカーなど、80社〔正会員54社、賛助会員26社〕で組織するペットフード工業会[東京都千代田区、会長:高原利雄]では、平成20年度全国犬猫飼育率調査を行い、この度その結果がまとまりました。調査は、平成6年度より毎年実施しており、15回目となる今回も、インターネットによる調査を実施しました。
 調査の結果、飼育所帯率は犬18.2%(昨年度18.9%)、猫14.4%(同:14.4%)でした。飼育所帯率から推計される飼育頭数は、犬が1,310万1千頭、猫は1,373万8千頭で、犬猫合計では2,683万9千頭となり、昨年度の犬猫飼育頭数合計2,552万6千頭に比べ約130万頭の増加となりました。
 今年度の特徴としては、7歳以上・10歳以上の犬猫の割合が昨年に引き続き増加しており、高齢化・老齢化が読み取れます。また、今回から新たにペットフード購入時の確認点に関する調査を実施し、ペットフードの「成長段階(対象年齢)」が最重要確認項目であることが分かり、ペットオーナーのフード選びの意識がペットの寿命にも反映されていると考えられます。

第1回調査との比較 猫の飼育匹数は約1.8倍に

 1994年10月に実施した第1回犬猫飼育率全国調査の結果と比較すると、犬の飼育頭数は約907万頭から約1310万頭へと約1.4倍に、猫は約616万頭から約1089万頭*へと約1.8倍に増加しています。

*第1回の調査時には外猫の頭数をカウントしていないため、内猫の飼育頭数での比較となります。

  内猫 外猫 合計(外猫を含む合計) 15歳未満 子供の総数
第1回調査時 9,067 6,156 - 15,223 20,415
第15回調査時 13,101 10,890 2,848 23,991(26,839) 17,250

単位(千)
15歳未満の子供の総数の出典:総務省 統計局


 また、15歳未満の子供の総数と比較すると、子供が減少していることに反比例して現在もペットの飼育頭数が増加を続けており世相を表しています*。主な理由としてはペット飼育可の住居環境の整備、少子化傾向の中でペットが子供と同じように可愛がられるようになったことや、ペットと暮らすことによる精神的効用などの広がりによるものだと考えます。

*2003年度を境に逆転(犬猫飼育頭数:約1,922万頭 15歳以下子供総数:1,791万人)
*以前のホームページでは2006年度を境に逆転と発表しておりました。
 子供の年齢の捕らえ方を間違えて18歳で計算しておりました。
 間違いをお詫びし、訂正いたします。

猫の多頭飼いが進む

 猫の平均飼育頭数が増え続けています。今年度の猫の平均飼育頭数は1.84匹と、犬の1.39匹に比べ多頭飼いが目立ちます。猫は犬と異なり高低差のある場所を好むため、そこに注意すれば広さに捉われずに室内飼いが可能という特徴と、猫を2匹以上飼うことで猫同士が遊び相手になるため飼いやすいなどの理由が考えられます。

犬猫の全体の約30%が10歳以上の老齢

 ペットの高齢化が更に進んでいます。一般にシニアと言われている7歳以上の犬が全体の55.3%(昨年度:51.0%)、猫が47.4%(昨年度: 45.8%)を占め、更に、老齢と言われる10歳以上の犬は29.3%(昨年度:29.0%)、猫が31%(昨年度:28.3%)を占めることが分かり、昨年度に引き続き高齢化が進んでいます。高齢化の要因としては、適切に栄養バランスの取れたペットフードの普及がペットの毎日の健康に大きく貢献していることや高齢のペットのニーズを配慮したシニア用ペットフードの充実・改善があること、獣医療の更なる進化、室内飼いの増加などが考えられます。

ペットフード購入時の最重要確認項目は「成長段階(対象年齢)」

 今年度より新しく、ペットフードを購入する際の確認点を調査しています。ペットオーナーが確認する点は、「内容量」や「栄養成分」、「原材料」などに大きく差を付け「成長段階(対象年齢)」が58.7%と最も多い結果になりました。更に、最も重要な確認項目においても同項目が17.0%と最も多く、ペットの成長段階を意識したフード選びがされていることが分かりました。
 ペットの寿命が長くなり、人と同じようにペットにも幼児・成人・老人などといったライフステージに合わせた食事を摂ることの重要性が、ペットオーナーの間で幅広く認知された結果が反映されてきていると考えます。

ペットフードの情報源1位は「店頭で陳列されている商品(パッケージ)」

 ペットオーナーがペットフードに関する情報をどこから得ているか調査したところ、テレビCMや新聞などの広告やクチコミなどに40ポイント以上の差をつけ「店頭で陳列されている商品」が63.0%と最も多い結果となり、更に、最も重要だと思う情報源においても同回答が38.7%と最多となりました。
 昨年度の調査結果に引き続き、ペットオーナーに重要視されていることが分かるパッケージの表示や安全性の確保に関して様々な対応が取られ始めています。 2008年12月より「ペットフードの表示に関する規約・施行規則」の改定により使用する添加物表示の義務化が始まっており、また、2009年6月には「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が施行され、ペットフードの安全性の確保する、製造方法や表示などの基準・規格が設定されます。
 ペットフード工業会は、今後もペットオーナーとペットの安全を守り、ペットとの暮らしやすい社会の実現に向けて、業界全体として尽力していく所存でございます。

詳細データはこちら

第15回(平成20年度) 全国犬猫飼育率調査 (単位:千頭)
  犬猫
合計
内猫 外猫 合計
  頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数
平成20年度 13,101 18.2% 10,890 11.4% 2,848 5.5% 13,738 14.4% 26,839
平成19年度 12,522 18.9% 10,189 11.2% 2,815 5.5% 13,004 14.4% 25,526
平成18年度 12,089 19.2% 9,596 11.0% 2,861 5.7% 12,457 14.7% 24,546
前年比 104.6%   106.9%   101.2%   105.6%    

<調査概要> 対象/全国の16〜69歳の2人以上世帯の女性および単身者の男女
●調査方法/Web調査 ●時期/平成20年10月 ●回収数/4,318サンプル(人)
*飼育頭数は増加しましたが所帯数がそれを上回るため飼育率は減少


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