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一般社団法人ペットフード協会第一期新役員のお知らせ

 任意団体ペットフード工業会は、平成21年4月1日付をもちまして一般社団法人ペットフード協会に移行しました。そして本年5月25日の臨時社員総会に於いて、以下の新役員が選任されましたので、お知らせいたします。任期はいずれも2年間です。

会長 越村義雄 ヒルズペットニュートリション アジア-パシフィック日本支社
会長兼日本支社長
副会長 長谷川修 アイシア株式会社代表取締役社長
副会長 土志田茂 ペットライン株式会社代表取締役社長


 尚、3期6年に渡って日本ペットフード工業会の会長を務めました高原利雄(ユニ・チャームペットケア 相談役)は、ペットフード協会の名誉顧問に就任いたしました。(平成21年6月15日付)

理事(10名)

長谷川修 アイシア株式会社代表取締役社長
林 明雄 ドギーマンハヤシ株式会社代表取締役社長
増井隆夫 日清ペットフード株式会社取締役社長
丸井久人 日本ペットフード株式会社取締役相談役
トーマス・ハマー ネスレピュリナペットケア株式会社代表取締役社長
越村義雄 ヒルズペットニュートリション アジア-パシフィック日本支社会長兼
日本支社長
香月清文 P&Gジャパン株式会社執行役員
土志田茂 ペットライン株式会社代表取締役社長
石山 恒 マースジャパンリミテッド副社長
二神軍平 ユニ・チャームペットケア株式会社代表取締役社長

監事(2名)

山本修二 イースター株式会社取締役
稲葉敦央 いなばペットフード株式会社代表取締役社長

新会長就任挨拶 : 越村 義雄

 この度、誠に僭越ではございますが、ご指名を受けまして一般社団法人ペットフード協会の会長職の大役をお受けすることになりました。前会長の高原様が先頭に立たれ、一般社団法人化が実現し、また、ペットフード安全法の実現にもご尽力されたことを思うにつけ、職責の重さに身が震える思いでございます。

 副会長に選任されました、長谷川様ならびに土志田様はじめ、理事・監事の役員の皆様、また広く会員の皆様のご指導ご鞭撻を仰ぎながら、業界発展のため微力ではございますが、誠心誠意尽力してまいりたいと思いますので何卒宜しくお願い申し上げます。

 さて、数年前までは順調な発展を遂げてまいりましたペットフード業界も、世界同時不況や人気犬種の小型化の影響で、特に大きな市場を形成しております犬猫のペットフードマーケットは、ここ二年程金額ベースで多少伸びているとはいえ、物量ベースでは停滞気味です。
 そのような状況に加え、昨今は食の安全やメーカーのモラルが問われる問題が頻発し、そのことが私どもペットフード業界にも少なからず影響を与えております。その影響の最たるものが、ペットフードの安全を担保するために制定された、ペットフード安全法であります。この法律は本年6月1日より施行されましたが、昨今の食全体の安全性に関す行政の関心が、ペットフードにまで向けられた結果だと思います。

 私どもペットフード協会は常日頃より、ペットフードの安全性及び品質の向上に鋭意努力しております。しかしながら、業界を取り巻く環境は年々厳しさを増し、又、私どもに対する監督官庁、顧客、消費者の期待が年々高まる中、私どもは今一度謙虚に襟を正し、一層の安全性と品質の向上に心を砕かねばならないと考えております。

 近年、わが国における人口構成比は、65歳以上の高齢人口が今年5月1日現在、22.5%となり、核家族化、住宅の郊外拡散化も進んでおります。そのことがペットの家族化・コンパニオンアニマル化を促進する結果となり、ペットフードへの関心を高めてきたとも言えます。つまり、大切な家族に食べさせるフードであるから、安全面でも品質面でも問題があってはいけないという感覚です。釈迦に説法ではございませんが、物を言わないペットにとりましては自ら食事を選択することはできません。いわばペットフードは彼らのライフラインであります。

 ペットの家族化・コンパニオンアニマル化を促進するもうひとつの要因は、ペットが持つ「人への効用」であります。欧米などでは、「ペットの人への効用」についての研究が盛んに行われております。高齢者にとって延命効果があったり、認知症の予防につながったり、子供の不登校癖が治ったりと、数多くの研究報告がございます。日本では、まだまだ、「ペットの効用」の認知が浸透しておりません。この「ペットの効用」の認識が広く浸透すれば、自ずとペットを飼う人達の増加を促進し、ペットフードのみならず、全てのペット関連製品のマーケットのパイが現在の倍に、いや3倍にさえ伸びることも可能だと信じております。これだけのポテンシャリテイーを持った業界は他にはないと確信しております。

 協会の会員間で切磋琢磨し正々堂々と競争して行く事は結構なことだと思います。しかしながら、今こそ、業界全体が一致協力して「ペットの効用」のメッセージを発信して行く時だと強く感じております。一企業、一組織が散発的にメッセージを発信するのではなく、声は大きければ大きいほど、又、メッセージは簡潔且つ統一されていればいるほど効果があります。マーケットのパイを拡大しない限り、業界全体の今後の健全な発展はありえません。

 私は、「ペットの効用」についてのメッセージをペットフード協会全体として発信していくことだけに留まらず、他の関連諸団体や組織をひとつでも多く巻き込んで360度の広報活動を展開して参りたいと考えております。例えば、会員各社のホームページのトップページに「ペットの効用」のメッセージをまず挿入することも検討の価値があると思っております。

 今年のワールドベースボールクラシックでは、日本が世界一になりましたが、日頃はお互いに競争している選手が、明確な共通の目標を持てた事が世界一に結びついたと考えております。それでは日頃競争している私どもペットフード協会の会員間の共通の目標は何かということになります。私は「ペットの人への効用」の発信を共通の目標と掲げたいと思っております。

 ペットの効用を理解していただければ、飼育率の向上、多頭飼いによるマーケットの拡大、 動物介在療法の浸透に伴う人々のペット関連業界への関心の高まり、お子様方の情操教育、高齢者にとっての生活のハリや豊かな老後など、数え切れない程、マーケットの拡大につながる要素があると信じております。

 私は、かれこれこの業界で31年間お世話になっております。今日の私がありますのは、ペットフードならびにペット関連業界のお蔭と深く感謝いたしております。その思いのたけを込めまして、これから全身全霊で会長職に打ち込んでまいりたいと強く決意をした次第でございます。

 何卒、皆様のお力添えを心よりお願い申し上げまして、私の会長就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。