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越村会長:新年のご挨拶

2014年1月1日(水)
一般社団法人 ペットフード協会

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様には旧年中における格別のご支援に対し、心より厚く御礼申し上げます。

昨年当協会が実施した平成24年度ペットフード産業実態調査では、ペットフードの出荷総金額は262,806百万円(前年比99.3%)、出荷量で644,219トン(前年比96.8%)となりました。

平成25年度全国犬・猫飼育実態調査では犬の飼育頭数は10,872千頭、猫は9,743千頭であり、飼育率は、犬が15.8%、猫が10.1%でした。今後の飼育意向率をみると犬が26.8%、猫が16.8%と共に飼育率の約1.7倍あり、今後の頭数増加に期待できます。

また、昨年の当協会調査で、「生活に喜びを与えるもの」をお聞きしたところ、猫飼育者の間では、家族を抜いて、ペットが1番となりました。

また、犬飼育者では、家族に次いで2番目にペットがランクされました。平均寿命は、猫が15.01歳、犬が14.19歳と寿命は伸長傾向にありペット業界にとって明るい材料です。

ペットと共に暮らす効用に関する調査結果では、多くの効果が確認出来ました。16歳未満の子供では、「心豊かに育っている」、「生命の大切さをより理解するようになった」、「他者へ思いやるようになった」などの効用がみられました。高齢者では、「情緒が安定するようになった」、「寂しがることが少なくなった」、「ストレスを抱えないようになった」など。また、夫婦関係においては、「夫婦の会話が多くなった」、「夫婦の関係がなごやかになった」、「夫婦ともに近隣とのコミュニケーションが増えた」など。自分自身においては、「生活に潤いや安らぎを実感できるようになった」、「孤独感を感じなくなった」、「ハリのある生活が送れるようになった」など、多くの効用が見られました。

また、昨年は「ペット全般(犬・猫に限定しない全てのペットを対象)の食事を考える日」を制定することでペットの体を造る大切なペットフードをより深く理解して頂き、ペットフードの普及と安全性・品質向上と業界の発展につなげるために毎月20日を『ペットフードの日』と制定させていただきました。小売店様の集客力がアップする月末にかけて毎月、有効活用いただける事も想定し、年1回ではなく毎月定例化することでペットフードの購入意欲を上げ、20日の前後の週にペット飼育者への普及啓発の目的としております。協会ホームページから、簡単にダウンロードできるポスターやPOPを積極的にご活用いただければ、幸甚です。ご活用いただいているお客様からは集客と情報発信に役立ったとの嬉しいコメントを頂戴しております。

また、当協会主催の3つの資格検定制度は多くの方々に高い関心を示していただき、順調に推移しております。「ペットフード販売士」は販売に携わる方々がペットフードの知識を高め、店頭で適切なアドバイスが出来ることを目的として開催し、現在369名の資格保有者となりました。昨年も引き続き受験者の皆様より極めて高い評価を頂戴したため、本年も東京と大阪の2地区で開催致します。 「ペットフード/ペットマナー検定」も専門学校の学生を含め、着実に受験者数が増加しています。主にペットフードの事業者を対象にした「ペットフード安全管理者認定制度」も累計で現在248名の資格保持者は輩出しております。本年度も更なる資格検定制度の充実に努めてまいります。

昨年も「ペット産業の国際見本市:インターペット」を開催し4万7千人強の来場者があり皆様から大変好評を博しました。今年は7月24日から27日まで、東京ビッグサイトに会場を移して更なるスペースの拡大に伴う魅力的な企画で展開していく計画です。将来は、他団体との合同開催も含めてアジア太平洋地域で名実ともに最も注目されるペット産業の展示会に出来れば、日本のペット業界全体の発展、雇用増大につながると考えます。

本年も安全で安心なペットフードの提供、人とペットが共生するより良い社会づくりの普及啓発活動を通じ、人の心を豊かにし社会に貢献するよう邁進してまいります。

本年もペット業界が大同団結して密な連携を取りながら将来の更なる発展に向けまして、皆で知恵を出し合い実践することにより、ペットとの共生の素晴らしさや複数飼育の良さを社会に浸透して参りたいと考えております。

また、「ペットは心の薬」と考えます。日本の医療費は毎年1兆円づつ増加しており、約39兆円になってまいりましたが、ペットとの共生では人の健康とセルフメディケーションに大きく貢献すると考えております。つまり「ペット産業」は今や「健康産業」であり、子供にとっては読む力を向上させる「教育産業」であり、子供の時からペットと共に暮らすと他人に対して、優しく接することが出来る大人に育ちます。ペットと共に暮らす人が増えれば、他人にも優しく出来る社会を創造できることにもつながります。その意味で、「ペット産業」は世界に平和をもたらす「平和産業」でもあり、究極的には「幸せ産業」と言っても過言ではありません。こう考えると、ペット業界の枠を超えた他業界との連携で、各家庭が何らかのペットと暮らす、楽しく豊かな暮らしを実現したいと考えます。

皆様のご健勝とご繁栄を祈念申しあげますと共に、本年が穏やかで平和な一年になりますことを祈りつつ年頭のご挨拶とさせていただきます。

一般社団法人ペットフード協会 会長
越村 義雄

 

 

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